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私の心が聞こえる?

私の心が聞こえる? <ノーカット完全版>私の心が聞こえる? <ノーカット完全版>
(2012/02/24)
キム・ジェウォン

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全巻制覇シリーズ第75作目。(2011-MBC-全30話)
これまで見た中では「明日に向かってハイキック」での失恋する家庭教師役,最近の「ゴールデンタイム」ではインターンとしてちょっと大人っぽい雰囲気を出していたファン・ジョンウムさん。本作ではその愛らしさ,生き生きとした動き,涙を流すシーンでも崩れない大きな目,そして笑顔の時に出る片えくぼと,誰しもが認めるヒロインとしての存在感を遺憾なく発揮した作品になった。85年生まれなので本作の時は25/26歳の伸び盛りの,彼女としても,もっともその魅力を生かし,演技の幅を広げた作品になったのではないかと思う。
知的障害を持つ父親役のチョン・ボソク氏の名演も本作の特徴。「百年の遺産」でも,娘婿としてちょっときまじめでいい人過ぎる役を好演していたが,「馬鹿は優しい」というセリフや,字は書けなくても絵で自分の気持ちを伝える澄んだ眼力を遺憾なく発揮し,本作のテーマをしっかり主張する重要な役をこなしている。おばあさん役のユン・ヨジョン女史は,大女優らしく痴呆ぶりをリアルに発揮しているが,最終話でボソク氏がヨジョン女史を背負って森の中を歩くシーンはとても印象深いシーンとなっている。「血のつながりだけではなく,一つ屋根の下で一緒に生活し,食事をするのが家族」というテーマも,上品で俗物的な上流意識の対局の主張としてよく分かるテーマとして描かれている。様々な障害をもっていても支え合って生きることが幸せだという主張にも痛烈な世間へのアイロニーがこめられている。美しいものや意味のあるものも曇った眼では見えなくなってしまうということがしっかり感じられる作品だと思う。
音楽では,「聞こえるかしら」「あなただけが聞こえる」「馬鹿だよ」などの曲と,冒頭シーンのストリングのインストゥルメントが「いとしのソヨン」のオープニングととてもよく似ている。元歌手のジョンウムさんも挿入歌「いい人」を歌っているが,明るく,役柄を生かした曲となっている。
2011年度平均視聴率ランキングでは惜しくもベストテンを逃したが,上位に堂々と食い込む素晴らしい作品だと思う。
愛/憎しみ/和解,このスリーステップが,ドロドロ系のストーリーを爽やかな余韻を残す癒やしのドラマになっている。
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テーマ : 韓国ドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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