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ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~

ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ DVD BOX Iベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ DVD BOX I
(2009/09/02)
キム・ミョンミンチャン・グンソク

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全巻制覇シリーズ49作目。2008年 MBC 全18話。
イ・ジアさんの演技が光る,クラシック界を舞台にしたドラマ。「私も,花!」で性格俳優的な演技力を見せた彼女だが,本作では,二人の男性,性格の悪いカン・ゴヌといい人のカン・ゴヌの間で揺れ動く女心を見事に演じきっている。
チャン・グンソク君は一歩引いた感じの役回りだが,やはり存在自体が主演のキム・ミョンミン氏に負けてはいない。
それにしても,オーケストラの団員で登場する俳優達が見事に楽器を演奏しているように見えるのは,日本の同種のドラマに比べて,はるかに念がいっていると思う。特に,イ・ジアさんのバイオリン,ソン・オクソクさんのチェロ,ヒョン・ジュニさんのフルートとイ・スンジェ氏のオーボエのアンブッシャーは,まさに基本どおり。指揮者のキム・ミョンミン氏とグンソク君はドラマが進むにつれて次第に指揮がうまくなっているのには,驚く。ミョンミン氏も初めの方は強拍の振りが大きくなりすぎて拍の打点が曖昧で遅れてしまう傾向にあったが,第九の振りではほぼ完璧に近くなっている。ただレガートの振り方はいまいちつかめなかったようだが,それでも素人としては合格点をあげてもいいだろう。
多くのクラシック曲が出てくる中で,チェロのソロ曲で使われた「リベルタンゴ」がすばらしかった。ヴァイオリンやトランペットなどで演奏されることが多い曲だが,チェロでもヨー・ヨー・マの演奏がYouTubeで聴ける。
また,ソ・ヘギョンさんのピアノ,イン・スニさんの「ガチョウの夢」の歌も本物が聴けるのはうれしいところ。
韓国出身の世界的指揮者としてはチョン・ミョンフン氏が有名だが,すでに60歳を過ぎ,新しい指揮者もたくさん活躍しているところだろう。価値観を曲自体に置く指揮者,対して,人に置く指揮者と様々あっていいと思う。アマチュアの演奏がプロ以上に聴衆に感動を与えることは,よくあることで,そうでなければとっくの昔にクラシックの音楽の裾野は焼き尽くされていただろう。指揮者が絶対的権力を持つことはヨーロッパでは当然の伝統で,オーケストラの組織と指揮者が対立することは,よくあることだと思う。そういう現実的な事柄や問題点を,このドラマはよく描いていると思う。
欲を言えば,聴力を失ったトゥ・ルミがその後,どんな生き方をしていくのか,そしてミュンヘンのマエ・カンとどんな再会をして果たしていくのか,続編が作られてもよいように思うが・・・。
挿入歌としてテヨンの「Can You Hear Me」がとても効果的に使われている。歌詞の意味がドラマを見てよく分かった。
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