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製パン王キム・タック

製パン王キム・タック <ノーカット完全版>全15巻 第1話~第30話[最終]セット [レンタル落ち]製パン王キム・タック <ノーカット完全版>全15巻 第1話~第30話[最終]セット [レンタル落ち]
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全巻制覇シリーズ第45作目。2010年 KBS 全30話
視聴率50%を超える大ヒット作。一回で書き切れないぐらい多くの内容のある作品でした。
1965年(昭和40年)に生まれたタック。そして数ヶ月後生まれたマジュン。同級生の異母兄弟が,かたや苦難を乗り越えてセイコウシテイクサクセス・ストーリーでありながら,裕福な家で何不自由なく暮らしていた弟が実は自分の出生の秘密を12歳で知り,それを言えないままゆがんだ性格になっていく心理サスペンス的要素,そして夫と妻,嫁と姑,不倫などドロドロ系の要素があり,さらにパン職人という食べ物の職人の世界を描いた作品としても楽しめる,多要素のドラマでした。これまで,「パスタ」「キムチ」「宮廷料理」「大統領の料理番」など食べ物を主人公とした作品をいくつか見てきましたが,厳しい修行といわゆる天才と呼ばれる恵まれた才能をもつ職人達が主人公となった作品が多かったと思います。「パン」を扱ったものは,初めてだと思います。
第1話から第6話までは異母兄弟が12歳の時,つまり1977年までを扱っています。子役達の演技のすばらしさが光りました。特に「チャングムの誓い」でチャングムの娘役をやったチョ・ジョンウンちゃんの成長した姿,「太陽を抱く月」のキム・ソヒョンちゃんの二人とタックの少年時代のオ・ジェム君の元気の良さと方言のうまさが目立ちます。
第7話からそこから12年後,兄弟24歳に飛びます。ジョンウンちゃんはキム・ユジンさんへ,ソヒョンちゃんは「いとしのソヨン」のホジョンをやったチェ・ユニョンさんが,そして主人公キム・タックにはユン・シユン君が配役されています。またタックの長姉には「チャングムの誓い」のチャンイや「がんばれクムスン」のクマで名脇役を演じたチェ・ジャヘさんが登場。見慣れた顔ぶれに思わずニヤリとさせられます。斜麓駆としては,なんといってもユジンさんファンなので,どんな役なのか期待しましたが,出ずっぱりのヒロインではなくちょっとがっかりでした。でも,学生運動の活動家から秘書室のエリート社員,さらに裕福な家の若奥様へといくつもの顔を演じ分け,とりわけドロドロの中心的存在として深みのある演技が見られたのが収穫でした。存在感のある美人女優はたくさんいますが,ユジンさんの魅力はなんと言っても「すごみのある美しさ」だと思います。それは例えばイ・ボヨンさんのどんな姿でも気品を失わない美しさやハン・ヒョジュさんの怒っていてもかわいいと思える自然な美しさ,眉をひそめても形の崩れないハ・ジウォンさんのバランスのとれた美しさなどいろいろあると思いますが,いくつもの役柄でいくつもの顔を持つ女優としてすごみのある美しさと表現したいと思います。
パン作りについて言えば,ベーカリーのパルボン先生が試験のために出す3つの課題。第24話でまとめて示されていますが,そこにパン作り職人の魂が込められているようで,頷ける場面です。そのパルボン先生が亡くなる第23話の終わりの部分。いすに腰掛け眠っているような先生を見て静かに立ち尽くす店員達と膝をついて,その先生の手を取り,じっと待っているかのようなタックの様子に,朝の光が差し込む製パン室での荘厳なシーンが印象に残ります。
母と息子の関係についても,タックを敵視し次々と謀を企てる会長夫人とマジュン。子供を溺愛し,しかも子離れができない親の代表です。逆に離ればなれになりながらも息子の成長のために心を鬼にするタックの母親と二つの母親像が示されます。
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