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ラブレイン

ラブレイン <完全版> DVD-BOX 1ラブレイン <完全版> DVD-BOX 1
(2012/08/24)
チャン・グンソクユナ(少女時代) 他

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全巻制覇シリーズ第39作目。2012年 KBS 全21話。
1970年代の大学で出会った6人の男女。その中で互いに思いを寄せ,初恋を経験する若者たち。しかし,一人の女性が突然別れを告げてアメリカに渡ったことから6人の関係は崩れていく。そして30年たった2012年。彼らの子供たちが登場し,新たな関係を築いていく。30年のタイムスリップを経験したかのような設定で親子2世代の恋愛を描いた作品。風景の魔術師,色彩の手品師と呼ぶにふさわしい四季シリーズのユン・ソクホ監督が6年ぶりにメガホンを撮った期待の1作だ。四季シリーズでもそうだが,本作でも自然の美しさ,人物への光の当て方,自然の中での男女のロマンスやシルエットの美しさは,他の追随を許さない独壇場だった。
グンソク君の相手役には,「春のワルツ」でもヒロインを務めたハン・ヒョジュさんが候補に挙がったようだが,ソクホ監督はソニョシデのイム・ユナを起用した。全編を見て,ユナの起用は大正解だったと思う。「君は僕の運命」に比べて,派手な場面はないが,立ち居振る舞いや髪型,表情だけで二人の役を見事にこなしている。
1話から5話までは70年代の大学でのストーリー。当時21歳?のユナが大学2年生を演じているが,大人っぽい雰囲気を見事に出している。特に後に絵の題材になり騒ぎを引き起こす木陰のベンチで本を読む姿は,「ビブリア古書堂」の栞子さんのイラストに酷似したいわば理想のマドンナ像。監督のカメラワークのすばらしさを表している。6話以降に登場する30年後のヒロインの娘ハナ(2役)は髪をアップにして元気のいい笑顔のすてき現代の大学生。5話までの髪を下ろしてゆっくりと歩くユニ役とはきっちりと演じ分けている。グンソク君も,5話まではちょっと奥手な美術学生として,少々ダサい感じだが,6話以降はイナとヘジョンの息子ソ・ジュンとして天才カメラマンで3秒で女性を口説き落とすプレイボーイ役。いわばこれまでのグンソク君の役に近い雰囲気になっている。そして,成長したユニ役にはイ・ミスクさん,イナ役にはトンイでチョンサガン,ネグミジャンを演じたチョン・ジニョンさんが務めている。番宣インタビューでも,ジニョンさんは,グンソク君も歳をとるとこうなる,という感じで見てほしいとジョークを飛ばしていた。このキャスティングがいいかどうかは,全編を見てみないと判断できないだろうと思う。
30年前には結ばれなかった二人。それぞれの人生を歩んだ後,その子供たちが偶然出会い,互いに愛を感じていったとき,残酷なことに,互いの親同士が結婚したいという状況になる。果たして二人は,また親たちは,どう向き合い,どうしていくのか,そんな運命的な出来事を描いたラブ・ロマンス。別れたまま30年後の出会い,そして出会ったとき再び二人の気持ちが近づく。でも,30年前と同じように彼女は再び病気になり彼の前から去って行こうとする。その状況に,彼の前妻で彼女の友人でもあったグンソク君の母の気持ちは,そして,自分の母親がずっと彼を思い続けていたことを知っていたユナは,自分たちだけが幸せなることは許されないと考えていく。物語の進行とともに,親たち子供たち,そして周囲の人たちを二度三度と振り回していく。そんな状況の中で息子のグンソク君は人を愛することを知り,人間的に成長を遂げていく。
いろいろな困難の中で苦しみながら,彼への愛をあきらめないで真剣について行こうとするユナの姿にも,幾度となく涙がこぼれる名場面がいくつも用意されている。音楽も絵画も制作過程が示されて何度も重要な場面で使われ,ラブ・ロマンスとしての完成度はとても高く,何度も見たくなる作品。
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